

山の装い
朝からダイナミックに雲が取れはじめ素晴らしい天気に。 前日は雨の中の入山で小屋到着も夕暮れ時。 花崗岩に覆われた山々の登山道は東北の皆様に馴染みが薄く 苦労させられましたね。 でも青空も広がり展望も素晴らしいものになりました。 スリルとサスペンスの2日間。 よく頑張りました!。


日本一
とにかくどこでも富士山が見えると心躍るハイキングになります。 特に予定もなく、「明日天気良さそうだしどっか行くかナ」なんて 考えちゃう休みの前日、期待に十分応えてくれるのがこの辺り。 目の前にドカーンと現れると「オーッ!!」となりますよね。 紅葉も始まりました。赤くなるのはモミジ?カエデ? モミジって紅葉って書くし、やっぱり赤くなるのはモミジ? でもカエデも赤くなるじゃん! 他の木だって紅葉してるし 何がどーなってんだよ!! なんてブツブツ言いながら、深まりゆく秋の里山を縦走してきました。 ご参加の皆様、登山ルートは違いますが2年前にも他のガイドと来てるんですよ! 「記憶にないわ!」なんて、そりゃないですよ!


ヒツジグサ
未草、と書きます。 「未の刻」およそ午後2時ころ花を開くので、この名。 または葉の形が羊の足跡に似てるから? でも知ってる限り午前中には咲いていたような・・・・・。 今ほど気温も高くなく、交通不便な湿原の夏。その昔は人が去った午後、 「やれやれ」とひっそりと陽のヒカリを浴びていたのかもしれないね。 秋の陽はつるべ落とし。あとひと月もすれば山小屋ではトントントンと、 板を打ち付け長い冬越えの準備。 水面に映る秋の雲、なんかいいよね。


お殿様
中央高速および中央本線のヘビーユーザーのみなさま、 大月あたりでよく見えますね。あの岸壁のある山でございます。 低山のハイキングではありますが、鎖場や短いですが絶壁のトラバースが ピリリとスパイシーですね。 昔からお城として守られてきたのでしょうか植林があまりされておらず、 落葉広葉樹の森はまもなく紅葉も楽しめそうです。 ご参加の皆様のパワーでお天気も急速に回復。 心地よい汗をかく事ができました。