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 この歌、大好きです。

雪山、楽しいですよ。

そして里ではまた、春に芽吹く準備が始まっています。

早春

ああ春だなあと思う。なるほど、春に芽吹く為に長く厳しい冬を超えてきたのだな、と思う。

 

初夏

森の木々は元気げんき! 「山笑ふ」 春の季語。

どうしてどうして我々だってニコニコしたくなります。

 

盛夏

言葉は意味を持たないでしょう。何もかも生き生きと輝いています。

熱中症対策、日焼け対策など体のケアを考えながら安心登山、安全登山です。

 

立秋

里ではまだ残暑などと言いながら、いつのまにか初雪を伝える朝のニュース。

本当の山の声が聞こえてくるのもこの頃からです。

 

晩秋

ああ紅葉も終わりだな、と思う冬の入り口が好きです。

山小屋も冬を越す準備が始まりました。

 

初冬

ザクザクと霜柱を踏む。手袋忘れないで良かったあ!

アイゼン、新しいの買うかなあ・・・・・。

山でつぶやく俺、いったい何者?

 

厳冬

 

♪足は滑るし歩きずらい、だけどきれいな雪が好き

ゆっくりだけど止まらない、君に教わった歩き方で♪

 

by  SION

自然豊かなこの国の四季は、読んで字の如く春夏秋冬です。

その昔、四季をさらに分別し人々の暮らしを彩ってきた暦として二十四節気があります。

調べてみると、(深く掘り下げた訳ではありませんが)本当に人々はその時々の季節感を生活にとりいれ、いつの間にか言葉となり二十四節気が構成されているようです。

もっとも江戸時代の中国から伝来してきたものらしく、現代の季節感とはちょっとずれてるな、と感じるところがありますが、それもまた時代を反映しているようで微笑ましいものです。

さらに四季の一つを六つに分けているのですが、啓蟄とか穀雨とか言葉は難しいけれど、目を閉じるとその言葉の情景が浮かんできてしまう人の想像力もまた、豊かなものだったのだな、と思ってしまいます。

目の前にある森と人の暮らしがクロスオーバーして今に残る里山の自然は、さらに奥に広がる山々へのあこがれとなり心躍ることでしょう。

 

地球温暖化やヒートアイランド現象など個人的にはどうしようもない事象が我々の生活をおびやかしている昨今、後戻りできない現実に心くだけそうになるとき、「自然を守ろう!」「環境破壊反対!」の看板だけを掲げたところで何も生まれまいと思ってしまうのです。

 

だから、共に野を歩き、里を歩き、山を歩き、時に立ち止り自然を見つめてみたいなと。

そこからの一歩が、環境保護や環境保全の心を育むのだと信じています。

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